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WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」①

ECサイト(通販サイト)は、EC-CUBEやShopify、WIXやBASEなどがサービスを提供していますが、WordPressでのサイト構築に慣れている方であれば、WordPressで作成できないかな?と考えることが有ると思います。

WordPressでは「WooCommerce」「Welcart」などのプラグインを使用することで、ECサイトを構築していくことが出来ます。

双方プラグイン自体は無料ですが、拡張機能のプラグインを導入しようとすると有償になる部分があります。Welcartはサイト単位で買い取りの拡張機能が多く、WooCommerceはサブスク型の拡張機能が多いです。

Welcartは日本製のプラグインでもあることから国内では使われているサイトが多いですが、WooCommerceはWordPressの運営元でもあるAutomattic社が運営していることもあり、世界的に見るとWooCommerceで構築されているECサイトの方が圧倒的に多く存在しています。拡張機能はサブスク型ではありますが、拡張機能の量がとても多いので、ニーズに合わせて調整していくことが出来ます。今回は、WooCommerceを使っていきます。

こちらの記事では、WooCommerceのインストールとストアの設定までを行っていきます。

 

WooCommerceをインストール

WordPress管理画面から、プラグインの新規追加で「WooCommerce」と検索をしてインストール、有効化します。

新規追加の検索で出てこない場合には、コチラからダウンロードし、wp-content/pluginsにインストールすることでも可能です。

WooCommerceを初期設定する

プラグインを有効化すると、自動的に設定画面になりますので、設定をしていきましょう。

スキップし、あとからも設定もできますが、1つずつ進めていくことがおすすめです。

「ヒント、商品の最新情報、インスピレーションをメールでお届けします。 Powered by Mailchimp」は、任意になりますので、とくにいらなければチェックしなくても大丈夫です。

住所等を入れ終わって「次へ」を選択すると図のようなメッセージが現れます。
こちらも任意で構いませんが、運営元がAutomattic社であることからも参加を選んでも良いと思います。
内容の詳細はコチラ

業界の設定をしましょう。もし、リストに近しいものがない場合は、「その他」で入力をしましょう。

どんな商品を掲載するかを選択します。「実在商品」「ダウンロード」以外のものは、有償のプラグインが別途必要となります。

有償プラグインのインストール・設定も後から可能ですので、ここでは一旦保留し「次へ」で進んでしまっても大丈夫です。

「ビジネスについて教えてください」については、回答する内容で選択肢が出てきますので、設定をしていきましょう。

従業員数や売上などを入れる欄が出てくる場合もあります。こちらもあまり悩み過ぎず入力する形で大丈夫です。

続いて「フリープラン機能ー含まれるビジネスプラン機能」の選択になります。こちらは矢印マークを押すと含まれる内容が明記されていますので、任意で不要なものは外しましょう。

「含まれるビジネスプラン機能」は以下のようなものです。
Jetpack でスピードとセキュリティを強化
Mailpoet でメールマーケティングをレベルアップ
Google リストおよび広告で販売を促進
・アイデアや買いたいものを探している Pinterest ユーザーにストアの商品をアピールできます。
TikTok for WooCommerce で広告キャンペーンを作成して、世界10億人のユーザーにリーチしましょう

最後に、使用するテーマの選択になります。現在有効化しているテーマを使用する場合は「有効なテーマをそのまま使用する」を選択してください。

設定後にJetpackをチェックされた方は、アカウントの設定が必要になります。Googleアカウントでも大丈夫です。

 

まとめ

これでストアの詳細設定が完了になります。今回はまず出店準備の第1段階までですが、次回の記事からは、どんどんお店を作っていくステップになります。

次のステップ、「商品追加」については、以下の『WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」②』の記事で紹介しております。

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