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Googleスプレッドシートで特定のシートを保護してみる

スプレッドシートをチームで共有して編集していると、他の人に編集されては困るシートなどが存在することが有ります。
スプレッドシート自体の編集権限をまるごと「閲覧者」や「閲覧者(コメント可)」などにしてしまうと、編集自体が他の人が出来なくなってしまいます。
そんな時は、シート単位で保護をすることが出来ます。

特定の範囲、特定のセルを保護したい場合は、以下の記事で取り上げています。

 

スプレッドシートのシートを保護してみる

今回は図の「シート1」をまるごと保護していきます。

下部の「シート1」を右クリックするか、小さな矢印をクリックして「シートを保護」を選択しましょう。

右側に「保護されているシートと範囲」が出てきます。説明は入れても入れなくても問題ありません。
その下に、「範囲」「シート」とありますが、先程「シートを保護する」を選択したため、自動的に「シート」となっています。

今回は「シート1」を保護しますので、「シート1」となっているためこれでOKです。

もしここで「特定のセルを除く」にチェックを入れると、指定したセルだけは今まで通り他の人も触れるようになります。編集させたい範囲が離れているような場合は、「別の範囲を追加」を繰り返していくと設定が出来ます。
※今回シートの保護をする内容のため説明は割愛しますが、保護する部分がセル単位で沢山ある場合、シート保護単位を「シート」ではなく「範囲」で行うことが推奨のケースもあります。

「権限を設定」を選択すると、図のような画面が出現します。

この範囲を編集するときに警告を表示する

警告が出るが、他のユーザーから編集は可能

この範囲を編集できるユーザーに制限する

シートを保護し、特定ユーザー以外触れないようになります。

「この範囲を編集できるユーザーを制限する」を選択するとき
・自分のみ
・カスタム
・別の範囲から権限をコピー
の3つから選択することが出来ます。3つ目の「別の範囲から権限をコピー」は、同じスプレッドシート内で設定したことがある場合に使うものになります。

「自分のみ」を選択した場合、「完了」で設定が完了になります。

もし「カスタム」を選択した場合は、「編集者を追加」の部分でユーザーを追加していくことが可能です。

設定が完了すると、右側の「保護されているシートと範囲」に設定されていることが分かります。また、下部の「シート1」の左側に鍵のマークがつくことが分かります。

これでシート単位での編集権限が無いユーザーは、触ることが出来なくなります。

まとめ

たとえば、「会費の払い込みが完了している人の一覧表」だったり、他のシートで関数で参照している大元のデータであったりする場合など、ご操作などで、まちがった編集が他の人からされないようにしたい場合など、シート単位での保護はとても有用です。

もし解除したい場合は、右側にあった「保護されているシートと範囲」(データ>シートと範囲を保護)から権限変更等をすると可能です。

もし、シートだけ保護されればいいのに、スプレッドシート全体を「編集者」→「閲覧者」のようにしていた方は、とても便利ですので使ってみてください。

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