ECサイト(通販サイト)をWordPressで「WooCommerce」のプラグインを使用し構築していくことが出来ます。
WooCommerceはWordPressの運営元でもあるAutomattic社が運営していることもあり、世界的に見ても多くのECサイトで利用されています。
WooCommerceのインストールとストアの設定までは、以下の『WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」①』の記事で紹介しております。
前回記事では、まずショップを立ち上げるところまで行いました。今回は次のステップにある「商品追加」を進めていきます。
商品追加をしてみる
前回のショップの設定が終わると図の画面に切り替わります。順番通りに「②商品追加」を進めていきましょう。
※図のページではない場合は、ダッシュボードの「WooCommerce(ホーム)」を選択するとこの画面になります。
ストア設定の際に、「他のショップ運営している」を選択した場合、図のようになるかもしれません。今回は1つずつ追加をしてみようと思いますので、下部にある「または商品の追加手順を最初から始める」を選択してみましょう。
商品の登録は「物理的な商品」「デジタル商品」「バリエーションのある商品」「グループ化された商品」「外部商品」から任意のものを選択します。
選択後に、あとから商品ぺージで変更も可能です。
今回は「物理的な商品」を進めていきます。
基本的な商品を作成してみる
「物理的な商品」を選択すると、自動的に「基本的な商品」となりますので、進めていきましょう。
「ガイド付きモードを有効化」を押すと、分かりやすく説明が出てきますので使ってみくてください。
それでは最初に、
①タイトルを入力しましょう
②商品説明を入力しましょう
※作成中や作成後の修正、「商品」から新規作成の場合、「ガイド付きモードを有効化」が無い場合があります。
「標準価格」を設定します。セール価格は、初期設定から期間を指定できる優れものです。
在庫状況:在庫管理にチェックしない場合は、在庫状況を「在庫有り」「在庫切れ」「お取り寄せ」から設定可能です。
個別販売:ハンドメイド商品等で1回の注文で1つまでの購入に絞りたい場合などは、こちらをチェックします。
「属性」「高度な設定」「Pinterest」については、今回は設定せずに進みます。
商品タグ
商品にラベルを付けて、お客様が商品を探しやすくするための手段です。今回は、印鑑ケースなので、「印鑑,ケース,法人印」とタグを作ります。
※複数の場合はコンマで区切って入れていきます。
※猫の柄のTシャツであれば、「猫,Tシャツ」などとしてみると良いかもしれません。
図を例とすると、前提として「印鑑専門店のECサイトを立ち上げている」状態とします。
そのため、「印鑑」というのが大分類すぎるので、カテゴリーとして望ましくなく。
「法人印」「個人印」「ケース」「シャチハタ」・・・などのカテゴリーが望ましくなります。
図に親カテゴリーと書いてありますが、WordPressのブログなどと同じ感覚で、シャチハタの「鈴木」などのネーム印を販売するとしたら、「シャチハタ」を親カテゴリーとして「ネーム印」という子カテゴリーにしたりすると良いでしょう。
例えば、食べ物だったら
親カテゴリー「麺類」
子カテゴリー「うどん」「ラーメン」
などと例えると分かりやすいでしょうか。
※初期設定で入っている英語のカテゴリーは不要ですので、あらためてカテゴリーの設定で全て消してしまいましょう。
無事公開できると、図のように商品がちゃんと掲載されていることが分かります。
※こちらはテーマをTCD commonを使用しています。
さいごに
WordPressやそのほかでホームページを作っている方であれば常識的な部分ではありますが、パーマリンク(URL)は、日本語が入っているとあまりよくありません。
ちなみにこのままの状態でURLをコピペして送ると…
https://●●●●●●.com/product/%e3%80%90%e5%8d%b0%e9%91%91%e3%83%bb%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%91%e6%b3%95%e4%ba%ba%e3%83%bb%e5%ae%9f%e5%8d%b0%e3%83%bb%e7%a4%be%e5%8d%b03%e6%9c%ac%e3%82%bb%e3%83%83%e3%83%88%e5%b0%82%e7%94%a8/
のように呪文のようになってしまいますので、スマートに半角スペース等のパーマリンクへ変更しましょう。
ちなみに、パーマリンクを「hoodie-with-logo-2」としてみると
https://●●●●●●.com/product/hoodie-with-logo-2/
こんなにスッキリします。
SEO観点からも、日本語のパーマリンクは推奨ではないので、なるべく半角英数字にするように心がけましょう。