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WooCommerceで予約サイトを構築する①「WooCommerce Bookings」をインストールする

ECサイト(通販サイト)をWordPressで「WooCommerce」のプラグインを使用し構築していくことが出来ます。

前回の記事で、「どのような商品を掲載しますか?」のステップで「実在商品」「ダウンロード」以外のものは、有償のプラグインが別途必要となります。
という部分がありました。

今回の記事では、予約の場合のステップを進めていきます。

<前回の記事はコチラ>
WooCommerceのインストールとストアの設定までは、以下の『WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」①』の記事で紹介しております。

「予約」で設定していく

「ストアの詳細」「業界」の次のステップ「商品タイプ」から説明していきます。

「どのような商品を掲載しますか?」から「予約」を選択します。
※予約の設定には別途、有償のプラグインを用います。

「予約」の横にあるⓘマークを選択すると、メッセージが現れます。

メッセージの内容は以下の様になっています。

(原文)
Allow customers to book appointments, make reservations or rent equipment without leaving your site. さらに詳しく
(翻訳)
顧客がサイトを離れずに予約やレンタルを行えるようにする。さらに詳しく

「さらに詳しく」からは、予約のプラグインの説明ページに飛ぶことが出来ます。

「予約」の横にも金額の記載がありますが、プラグインの説明ページでも同じく金額が記載されています。

 

2023年5月現在では、「$20.75/月」「$249/年」となっています。

2023年5月1日の為替レートは、1USドル=137.54円ですので、
・$20.75/月・・・約2,854円
・$249/年・・・・・約34,247円
予約サイトの維持費として最低限発生します。

金額面についての確認も無事できたら、「次へ」を選択し進んでいきましょう。

「ビジネスについて教えてください」については、回答する内容で選択肢が出てきますので、設定をしていきましょう。

従業員数や売上などを入れる欄が出てくる場合もあります。こちらもあまり悩み過ぎず入力する形で大丈夫です。

続いて「フリープラン機能ー含まれるビジネスプラン機能」の選択になります。こちらは矢印マークを押すと含まれる内容が明記されていますので、任意で不要なものは外しましょう。

「含まれるビジネスプラン機能」は以下のようなものです。
Jetpack でスピードとセキュリティを強化
Mailpoet でメールマーケティングをレベルアップ
Google リストおよび広告で販売を促進
・アイデアや買いたいものを探している Pinterest ユーザーにストアの商品をアピールできます。
TikTok for WooCommerce で広告キャンペーンを作成して、世界10億人のユーザーにリーチしましょう

 

最後に、使用するテーマの選択になります。現在有効化しているテーマを使用する場合は「有効なテーマをそのまま使用する」を選択してください。

設定後にJetpackをチェックされた方は、アカウントの設定が必要になります。Googleアカウントでも大丈夫です。

ストアに 予約 を追加

ショップの設定が終わると図の画面に切り替わります。順番通りに「②ストアに 予約 を追加」を進めていきましょう。

※図のページではない場合は、ダッシュボードの「WooCommerce(ホーム)」を選択するとこの画面になります。

「②ストアに 予約 を追加」を選択しても、特に何も設定は出てきませんので、機能拡張で先程紹介した有償プラグイン「WooCommerce Bookings」の取得を行っていきます。

ワードプレスの管理画面から「WooCommerce>機能拡張」で検索窓から「WooCommerce Bookings」と入力し、「WooCommerce Bookings」の「詳細を表示」を選択します。

WooCommerce BookingsはGoogleカレンダーとの連携機能を備えています。この機能を使うことで、予約可能な日時をGoogleカレンダーに自動的に同期することができます。

「WooCommerce Bookings」のページが開きますので、「Buy Now」を選択します。

カートに「WooCommerce Bookings」が追加されますので、「Proceed to Checkout」を選択します。

①「あなたの所在地を確認できませんでした。手動で検証してください。」のメッセージなので、気にせず設定を勧めます。
②メールアドレス
③確認用のメールアドレス
を入力します。

請求先住所を入れていきます。(カードまたは支払い方法に一致する住所を入力してください。)
④Last nameは、名(必須)
⑤First nameは、姓(必須)
⑥Company name (optional)は、会社名
⑦Country / Region国/地域は、「Japan」を選択します。(必須)
⑧Postcode / ZIPは、郵便番号 (必須)
⑨Prefectureは、都道府県(必須)

⑩Town / Cityは、町/市(必須)
⑪Street address-1は、町/市以下の住所(必須)
⑫Street address-2は、ビル名やマンション名等(必須)
⑬How do you use our products?は、当社の製品をどのように使用しますか?(選択)(必須)

「Payment Method」で、支払いのカード情報を入力します。
※決済は「Stripe」によって決済されます。Stripeのセキュリティについてはコチラ

⑭Protect your customers’ purchases and dataは、「顧客の購入とデータを保護する」というもので、月10ドルの「Jetpack VaultPress Backup」の拡張機能の追加になります。最初の14日間は無料トライアル期間になります。(設定は任意です

⑮I'd like WooCommerce.com to send me updates about products, exclusive promotions and discounts. I can can opt out of receiving these communications at any time.

(翻訳)
WooCommerce.com から製品、限定プロモーション、割引に関する最新情報を送ってもらいたいです。私はいつでもこれらのコミュニケーションの受信をオプトアウトできます。

設定は任意です

⑯I am established, have my permanent address, or usually reside within Japan.

(翻訳)
私は日本国内に設立され、本住所を有し、または通常は日本国内に居住しています。

チェックします

内容に問題なければ「Pay $249.00」で購入を進めていきます。
※消費税が後から加算されます。

WooCommerce Bookingsの有効化

購入が完了したら、ワードプレスアカウント(Googleアカウント、AppleアカウントでのログインでもOK)の場合は、「ADD TO SITE」でサイトへ追加していきます。

今回は「DOWNLOAD」からZIPファイルでダウンロードし設定していきます。

ワードプレスの管理画面から「プラグイン>新規追加>プラグインのアップロード」からファイルを選択し、「今すぐインストール」を行いプラグインを有効化します。

WooCommerce Bookingsの有効化が完了すると、「WooCommerce(ホーム)」のダッシュボードで、「予約を追加しました」となります。

また、WordPress管理画面の左側のメニューに「予約」が追加されたことが分かります。

さいごに

予約サイトをただ構築するだけであれば、無料のプラグインも沢山ありますが、事前決済をされたい予約サイトを構築する場合、WooCommerceを利用しているのであれば有償ではありますが「WooCommerce Bookings」が良い手段ではないかと考えます。

今回はWooCommerceの拡張機能WooCommerce Bookingsの有効化までを行いました。以下の記事では、実際に予約商品の作成をしていく部分を進めていきます。

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