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WooCommerceでバリエーションのある商品を作成してみる

ECサイトで色やサイズなどのバリエーションがある商品を掲載したい場合があります。WordPressのECサイト構築プラグインであるWooCommerceを利用している場合、簡単にバリエーションの追加をしていくことが可能です。

WooCommerceでのサイト作成・設定方法は以下の記事をはじめとして各ステップで取り上げています。

属性の登録をする

バリエーションとして取り扱う種類を「ワードプレスの管理画面>商品>属性」から事前に登録をしていきます。

「属性」はカスタマイズを書ける内容のタイトルのようなイメージをして下さい。
※ここで金額やバリエーションの詳細設定はしません。

①名前 バリエーションが分かりやすいよう名前を設定しましょう。
(例)色、サイズなど
②スラッグ スラッグは識別子のことです。半角英数字で入れていきます。
(例)①名前が「色」の場合は「color」など、サイズならsizeなどを入力します。

①②に登録するものが入れられたら「属性を追加」を行います。

図では、色とサイズの2つの属性を追加してみました。
※あくまでタイトルという認識です。色であれば、「赤、青、緑」などと登録するのはこちらでは行いません。

バリエーションのある商品を作成する

今回はシャチハタの補充インキを用いて、商品を作成してみます。「商品データ」の部分以外は、「基本的な商品」と同じ様に設定をしていきます。

「基本商品の追加方法」は以下の記事にて取り上げています。

「商品データ」から「バリエーションのある商品」を選択します。

「商品データ>属性」の「既存のユーザーを追加」から設定する属性を選択します。

今回は図のように「色」と「サイズ」を設定してみます。

「色」を追加してみましょう。
図の①「値を作成」を選択するとポップアップが出てきますので、②「色」を入力し、「OK」を選択します。

同じ要領で他の色も追加していくと

「色」の項目の「値」に「紫、赤、藍色…」と設定できることがわかります。

「サイズ」も同じ要領で作ってみましょう。

図例では、サイズを「20ml」「60ml」の2つを作ってみました。洋服などの場合は、「Sサイズ」「Mサイズ」「Lサイズ」などになるかと思います。

商品ページ上に表示」「バリエーションのために使用」にチェックをした上で、「属性を保存」を選択します。

属性の保存が無事できたら、「商品データ>バリエーション」を選択し、「バリエーションを生成」を選択します。

先程行った属性の登録から、バリエーションは自動で生み出されます。

「バリエーションを生成」ごポップアップが出てきますので、「OK」を選択します。

図例の場合は、「色が3種類」×「サイズが2種類」ですので、6バリエーションが追加されます。
ポップアップは「OK」を選択します。

 

図例の様に、6つのバリエーションがちゃんと登録されたことが分かります。

 

バリエーションの項目を選択すると、1つ1つの詳細が設定できますので、「通常価格」をはじめ必要な箇所に入力をしていきます。

今回は20mlの場合は560円、60mlの場合は780円としました。

設定ができたら、バリエーションの下部にある「変更を保存」を選択します。

確認してみる

バリエーションの中で重量・寸法・説明を書き換えたい場合は、入力すると下図のように反映されます。
※選択されていない状態の場合は、親クラス「商品データ>配送」の内容が反映されます。

※テーマにより表示位置が異なる場合があります。予めご了承ください。

 

さいごに

属性を先程の様に追加した場合、属性のスラッグは自動的に同じになります。「紫」の場合、スラッグも「紫」になってしまいます。なるべくスラッグは半角英数字の方が良いですので、「ワードプレスの管理画面>商品>属性>条件設定」から変更が可能です。

「編集」「クイック編集」で図の様にスラッグを英語に変えることが出来ます。
また、この画面からも色を追加していくことが可能です。

このバリエーションの機能を使っていけば、複雑なバリエーション商品などの登録もしていくことが可能です。

(補足)シャチハタインキでの商品登録方法を設定しましたが、サンプルのXLR-20Nには60mlの商品は実在しません。あくまで、ページ設定方法のためのサンプルとして認識ください。(リクロス通販サイトでは、正規サイズ・料金にて販売を行っております。)

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