スプレッドシートの行数を「1、2、3・・・」などと附番をしたい場合があります。
「1」「2」「3」と数値として入れている場合、途中で行を追加したりすると番号がずれてしまうことが有ります。
ナンバリングをして数値をずれないようにしたい場合は、数値を入れていく形が望ましいですが、昇順・降順などで並べ替えたときにも番号が、上から「1、2、3・・・」などと附番をしたい場合は、関数を使うことで簡単に行うことが出来ます。
関数をつかって附番してみる
実際コードが入っているかは、「表示>表示>数式」にチェックを入れると確認することが出来ます。
※数式はメニューからも閲覧できますが、「ctrl + `」でも切り替えが簡単に出来ます。
※「`」はキーボードだと分かりにくいですが日本語キーボードの場合「@」のキーが「`」になります。
応用編
・先程のA1のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
・A2のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
・A3のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
の3パターンを以下に記載します。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
//先程のA1のセルから「1・2・3・・・」としたい場合 =row() //A2のセルから「1・2・3・・・」としたい場合 =row()-1 //A3のセルから「1・2・3・・・」としたい場合 =row()-2 |
さいごに
今回は行数から数値を吸い上げ「1・2・3・・・」とする方法を行ってみました。
もし「A1・A2・A3」としたい場合は、
1 2 3 4 5 6 7 8 |
//A1のセルからA1・A2・A3とする ="A"&row() //A2のセルからA1・A2・A3とする ="A"&row()-1 //A3のセルからA1・A2・A3とする ="A"&row()-2 |
など文字との組み合わせできますし、掛け算割り算などの数値を行数から出すことも可能ですので、行を途中で挿入したり削除したりが多く、行番号をいちいち直さずにうまくやりたい場合などは便利ですので使ってみてください。