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Googleスプレッドシートで行番号からセルに附番してみる「ROW関数」

スプレッドシートの行数を「1、2、3・・・」などと附番をしたい場合があります。

「1」「2」「3」と数値として入れている場合、途中で行を追加したりすると番号がずれてしまうことが有ります。

ナンバリングをして数値をずれないようにしたい場合は、数値を入れていく形が望ましいですが、昇順・降順などで並べ替えたときにも番号が、上から「1、2、3・・・」などと附番をしたい場合は、関数を使うことで簡単に行うことが出来ます。

関数をつかって附番してみる

図のように上から「1・2・3・・・」となるようにしていきます。

A1のセルに図のように

=row()

と関数を入れてみましょう。

※括弧の中は何もなくて大丈夫です。

=row()

を確定させると、「1」という結果になることが分かります。これは行数の「1行目」から算出しています。

ということは、A2のセルにこの関数が入ると「2」となります。

A1セルの右下の角にマウスポインタ―を持ってくると十字になりますので、そのまま下まで引っ張ってみましょう。

A1セルの右下の角にマウスポインタ―を持ってくると十字になりますので、そのまま下まで引っ張ってみましょう。

図では9行目まで引っ張ってみましたが、上から「1・2・3・・・・」となっていることが分かります。

実際コードが入っているかは、「表示>表示>数式」にチェックを入れると確認することが出来ます。
※数式はメニューからも閲覧できますが、「ctrl + `」でも切り替えが簡単に出来ます。

※「`」はキーボードだと分かりにくいですが日本語キーボードの場合「@」のキーが「`」になります。

応用編

たとえば、1行目に項目の説明やタイトルを入れたいという場合、この関数は行数から数値をひっぱるため、A2が「1」からは始まりません。

そんなときは、単純に計算をさせればいいだけになります。

・先程のA1のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
・A2のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
・A3のセルから「1・2・3・・・」としたい場合
の3パターンを以下に記載します。

 

さいごに

今回は行数から数値を吸い上げ「1・2・3・・・」とする方法を行ってみました。

もし「A1・A2・A3」としたい場合は、

など文字との組み合わせできますし、掛け算割り算などの数値を行数から出すことも可能ですので、行を途中で挿入したり削除したりが多く、行番号をいちいち直さずにうまくやりたい場合などは便利ですので使ってみてください。

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