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WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」③-1「決済サービス業者を選定してみる」

ECサイト(通販サイト)をWordPressで「WooCommerce」のプラグインを使用し構築していくことが出来ます。

WooCommerceのインストールとストアの設定までは、以下の『WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」①』の記事で紹介しております。

「商品追加」については、以下の『WordPressでECサイトを作ってみる「WooCommerce」②』の記事で紹介しております。

前回記事では、まず「商品追加」のところまで行いました。今回は次のステップにある「支払方法を設定する」で決済サービス業者を選定してみるところまでを進めていきます。

 

支払方法を設定してみる

前回の「②商品追加」が終わったら、次のステップ「③支払いを設定する」を進めていきましょう。

※図のページではない場合は、ダッシュボードの「WooCommerce(ホーム)」を選択するとこの画面になります。

上部に「決算サービス業者を選択」オンライン決済への対応を開始するには…
下部に「オフラインの決済方法」

がありますので、設定をしていきましょう。

ECサイト(通販サイト)を運営する場合、決済方法を充実させることで、ユーザーニーズをより満足にすることができますので、サイトのニーズにあう決済方法があるサービスを選定するようにしましょう。

もし、クレジットカードや、電子マネー、コンビニ決済等を導入しない場合は、上部の「決済サービス業者を選択ーオンライン決済への対応を開始するには」は飛ばしましょう。

 

決済サービス業者の選択をしてみる

決済サービス業者は、「Stripe」「PayPal決済」「Square」「Amazon Pay」が表示されていますが、その他の決済サービス業者を使用することもできます。

ページ下部の「もっと見る」からも閲覧できますが、記載されていない日本の決済サービス会社等も使用することが出来ます。

決済関連手数料は変動する場合があるため、最新情報は各決済サービス業者HPをご確認ください。こちらのページの情報は2023年3月現在のものです。

 

Stripe(ストライプ)

WooCommerce推奨の決済サービス会社です。

135種類以上の通貨でのデビットカードとクレジットカード、アリペイなどの決済方法、Apple Pay でのワンタッチ購入手続きをご利用できます。

決済時の画面遷移なし導入期間かなり早い

使った分だけのシンプルな料金体系で、あらゆる機能を備えた決済プラットフォームを利用可能
初期費用は無料、月額費または隠れた手数料は一切なし

決済方法 種類 手数料
クレジットカード VISA、mastercard、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、DISCOVER、JCB 3.6%
ウォレット Alipay、Apple Pay、Google Pay、link 3.6%
コンビニ決済 ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコマート 3.6%
銀行振込 1.5%

※最小手数料金額や返金手数料等については、決済サービス会社のHPで詳細をご確認ください。

PayPal(ペイパル)

PayPalもWooCommerceに最初から設定可能な決済サービス業者です。

クレジットカードまたは顧客の PayPal アカウントを使用した、セキュリティ保護された支払いが可能です。

導入期間かなり早い

PayPalアカウントを保有している方であれば、簡単に決済できます。
初期費用・月額手数料0円

決済方法 種類 手数料
クレジットカード VISA、mastercard、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、JCB 3.2%
+40円
銀行振込 3.2%
+40円

※最小手数料金額や返金手数料等については、決済サービス会社のHPで詳細をご確認ください。

Square(スクエア)

SquareもWooCommerceに最初から設定可能な決済サービス業者です。

クレジットカードとデビットカードで、同じ低利で安全にお支払いいただけます。驚くような料金は発生しません (カスタム料金を利用可能)。オンラインとストアで販売し、売上とインベントリーを一か所で管理できます。

無料プランと有料プランが存在します。

決済方法 種類 手数料
クレジットカード VISA、mastercard、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、Discover 3.6~
3.75%
クレジットカード JCB 3.95%
ウォレット PayPay 3.6~
3.75%

※最小手数料金額や返金手数料等については、決済サービス会社のHPで詳細をご確認ください。

その他

Amazon PayメタップスペイメントGMOペイメントソニーペイメントサービスPAY GENTKOMOJUなど沢山の決済サービス会社を選定することが出来ます。

WooCommerceではStripeを推奨していますが、Stripe以外の決済サービス会社をニーズによって選定することもよいと思います。

 

さいごに

決済サービス会社によって審査の期間や初期費用、手数料やトランザクション費用の違いなど様々です。なお、初期手数料については0円の会社もあれば10万円以上の会社も存在していますので、サイトのニーズにあった決済サービス会社を選定してみてくださいね。

次回の記事では、実際に「Stripe」を選定した上で、設定していくところをご紹介します。

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