DX

ChatGPTを使ってみる

この記事は2023年3月に作成されています。ChatGPTは生まれたてのツールなため、様々な情報が記事と異なる部分が出てくる恐れがございます。予めご了承ください。

様々なニュース・新聞・メディアで話題になっている、ChatGPTは米国OpenAIが開発2022年11月にリリースした、最新のAIチャットボットで、SiriやAlexaにイメージは似ていますが、さらに自然な言葉で質問に対して回答することができ、プログラムコードの書き方であったり料理のレシピであったりも質問に答えてくれます。

100万人のユーザーを獲得するために、Facebookは1年10カ月、Instagram1年2か月を要しましたが、ChatGPTは1週間足らずで達成してしまいました。2023年1月にはすでに1億人のユーザーを獲得、ChatGPTは人工知能の発展に大きな貢献をしており、今後もその影響力は拡大していくことが予想されています。

 

ChatGPTを使い始める(サインアップ)

Googleなど検索エンジンで、ChatGPTと検索もしくはコチラのリンクからChatGPTのサイトへ行き、「Try ChatGPT」を選択し次のステップへ進みましょう。

「Try ChatGPT」を選択すると、
(原文)Welcome to ChatGPT Log in with your OpenAI account to continue
(翻訳)ChatGPT へようこそ続行するには、OpenAI アカウントでログインします

とメッセージが出てきますので、右側の「Sign up」でアカウントを作成していきましょう。

メールアドレスを利用してアカウントを作成していくことも可能ですが、Googleアカウントまたは、Microsoftアカウントを利用することも可能ですので、今回はGoogleアカウントを使用してサインアップを進めていきます。

 

Googleアカウントで進めたいものの、まだGoogleアカウントを保有していない方は、以下の記事でGoogleアカウントの作成について紹介しています。

Googleアカウント選択画面が現れますので、2アカウント以上を使用している人は使用しているアカウントを選択しましょう。

ログインを事前にしていないブラウザの場合は、ログイン画面になりますので、Googleアカウントとパスワードでログインをしていきましょう。

 

「人間であることを確認します」にチェックをすると自動的に次のステップに進みます。

Googleアカウントで登録の場合は、登録しているが出てきます。調整する場合は、こちらで調整をしていきましょう。

Continueボタンの下にある文章については

(原文)By clicking "Continue", you agree to our Terms and confirm you're 18 years or older.
(翻訳)[続行] をクリックすると、利用規約に同意し、18 歳以上であることを確認したことになります。

となっていますので、問題がなければ「Continue」ボタンを選択して進みましょう。

続いて電話番号の確認になります。

日本の場合は、事前に先頭に「+81」と入っていますが、090や080の携帯番号の最初の「0」は割愛しなくても大丈夫ですので、入力が終わったら「Send code」を選択しましょう。

SMS/MMSに届いたOpenAI API認証コード6桁を入力し次のステップに進みましょう。

ChatGPTを使い始めよう

ポップアップが現れますので、「Next」を選択しましょう。

文章内容が気になる方は以下を参照下さい。

(原文)
ChatGPT
This is a free research preview.
・Our goal is to get external feedback in order to improve our systems and make them safer.
・While we have safeguards in place, the system may occasionally generate incorrect or misleading information and produce offensive or biased content. It is not intended to give advice.
(翻訳)
チャットGPT
これは無料の調査プレビューです。
・私たちの目標は、システムを改善し、より安全にするために、外部からのフィードバックを得ることです。
・安全対策を講じていますが、システムが不正確または誤解を招く情報を生成し、攻撃的または偏ったコンテンツを生成することがあります。アドバイスをすることを目的としたものではありません。

 

次の内容も「Next」を選択し、進みましょう。

内容が気になる方は、以下をご参照ください。

(原文)
ChatGPT
How we collect data
・Conversations may be reviewed by our AI trainers to improve our systems.
・Please don't share any sensitive information in your conversations.
(翻訳)
チャットGPT
データの収集方法
・会話は、システムを改善するために AI トレーナーによって確認される場合があります。
・会話で機密情報を共有しないでください。

次の内容は「Done」を選択し、進みましょう。

内容が気になる方は、以下をご参照ください。

(原文)
ChatGPT
We'd love your feedback!
・This system is optimized for dialogue. Let us know if a particular response was good or unhelpful.
・Share your feedback in our Discord server.
(翻訳)
チャットGPT
フィードバックをお待ちしております。
・このシステムは対話用に最適化されています。特定の回答が良かった、または役に立たなかった場合はお知らせください。
・Discord サーバーでフィードバックを共有してください。

ChatGPTを使ってみる

サインインが完了できると、ChatGPTの最初の画面に変わりますので、下部の部分に質問を入れてみましょう。

図のように日本で一番高いビルについての回答を求めてみると、

1.日本で一番高いビルは?

という質問をしてみると無難な回答が来ますが、もう少し文章量が欲しい時などは、

2.日本で一番高いビルを200文字以上で説明すると?

と質問をしてみるとアレンジが加えられて、このままコピペで原稿として使えるレベルのものが来ました。

今度はスプレッドシートで一致を求める関数について「VLOOKUP」の単語を用いずに質問をしてみました。

すると関数についても説明もちゃんとしているし、関数字体をコードエディターでコピーすることも簡単にできます。

今回関数でやってみましたが、HTMLやCSS、JavaScriptなどのコードについても質問したら、答えてくれます。

無料版と有料版の違い

ChatGPTには、フリープランと有料プランの2つのオプションがあります。

フリープランでは、一定の制限付きで一般的な質問に答えたり、簡単な対話をすることができます。一方、有料プランでは、より高度な対話やカスタマイズされたアプリケーション開発など、より多くの機能が利用可能です。

以下に、フリーと有料の主な違いをいくつか挙げます。

トレーニングデータの量: 有料プランでは、より大量のトレーニングデータを使用してChatGPTをトレーニングしているため、より正確な回答が得られます。

カスタマイズ可能なAPI: 有料プランでは、APIの柔軟性が高く、カスタマイズされたアプリケーションを開発することができます。フリープランでは、より限定されたAPI機能しか利用できません。

利用可能なサポート: 有料プランでは、優先的なサポートが受けられる場合があります。一方、フリープランでは、公式ドキュメントとオンラインフォーラムがサポートオプションとなっています。

利用可能なリソース: 有料プランでは、ChatGPTを実装するための追加リソースが提供される場合があります。これには、APIリファレンス、サンプルコード、開発者向けのガイドなどが含まれます。

利用可能な機能: 有料プランでは、より高度な対話機能が利用可能です。たとえば、多言語対応、特定の業界やドメインに特化したモデル、異なるデータフォーマットに対応した機能などが含まれます。

以上が、ChatGPTのフリーと有料プランの主な違いです。

と、無料版と有料版についてですが、これはChatGPTで「ChatGPTのフリーと有料版の違いがよくわからないから教えて」という質問を投げて出てきた回答です。

自社のサービスだからこのくらいの説明出すでしょうと思うかもしれませんが、様々な質問方法でどんどん教えてくれます。

無料版と有料版の比較という面でいうと、様々なAPI連携などができることや高速回答、より高度な会話ができるということから、月20ドルで作業効率化ができると考えると、有料版を選択してみることも良いと思います。

 

さいごに

ChatGPTは、これからどんどん成長していきます。ブログの記事や、様々な原稿、キャッチフレーズのアイデアから、プログラムや関数の作成の補助としても、とても使いやすいツールです。

現在の機能でも普及が進んでいくと仕事や社会の変化が、どんどん起こってくると思います。AIは学習しどんどん知識を付けますので、専門家の聞かないと分からなかった知識がChatGPTやその他のAIチャットボットに聞けば簡単に解決してしまう時代が訪れてくると思います。

専門家が要らない世界になるとは思いませんが、専門家がAIと共存しよりスムーズかつスピーディーに顧客対応をすることが当たり前の時代があと数年で訪れてくるでしょう。

関連記事

TOP