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Googleドライブのパソコン版ドライブを使ってみる

Googleドライブは、Googleが提供しているオンラインストレージサービスです。Googleドライブをまだ使い始めていない方は、「Googleドライブを使ってみる」の記事を参照してみて下さい。

Googleドライブは、Chromeをはじめ、Windows Edgeや、Safari、Firefoxなどブラウザからファイルの中身を閲覧可能ですが、パソコン上で選択したフォルダを Google ドライブと同期したり、Google フォトにバックアップしたりできるほか、Windows や Mac パソコンから直接、あらゆるコンテンツにアクセスできる機能もあります。

ドロップボックスや、OneDrive、NASなどのファイルサーバーを使用している方は、同じように使うことが可能になります。

そのためにはパソコン用ドライブをPCへインストールする必要があります。

 

パソコン用ドライブをインストールする

Googleドライブの右上の歯車(設定)マークを選択し「パソコン版ドライブをダウンロード」を選択します。

もしくは、検索エンジンで「Googleドライブダウンロード」などと検索して次のぺージへ行きます。

こちらのGoogleドライブの説明ぺージ(https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/download/)から「パソコン版ドライブをダウンロード」を選択すると「GoogleDriveSetup.exe」というファイルがダウンロードされますので、開きましょう。

「GoogleDriveSetup.exe」を開くと「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出ますので「はい」を選択しましょう。
※図はWindows環境下のものです。

「Googleドライブをインストールしますか?」の画面が出来ます。
①デスクトップにアプリケーションのショートカットを追加する
②Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドのデスクトップショートカットを追加
必要なものはチェックを入れて「インストール」を選択し、進みましょう。

「Googleドライブをインストールしました」の画面が出来ますので「閉じる」を選択し、進みましょう。

先程の①デスクトップにアプリケーションのショートカットを追加する、②Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドのデスクトップショートカットを追加にチェックを入れると、このようにショートカットが自動的に生成されます。

Googleドライブのショートカットを開くと、図のようにGoogleドライブのフォルダ(エクスプローラー)と、Googleドライブの設定画面が現れます。
※GoogleWorkspaceを利用している場合は「共有ドライブ」も自動的に表示されます。(図の場合はGoogleWorkspaceを利用しているユーザーの場合の表示になります。使用していないアカウントの場合は、表示がされません。)

「マイドライブ」を開いてみると、Googleドライブのマイドライブの中と同じ状態になっていると思いますので、確認が出来たらOKです。

 

パソコン版とブラウザでファイルを開く違い

GoogleドライブをChromeやMicrosoftEdgeなどのブラウザで開いている場合に、Word、Exel、PowerPoint、Illustrator、画像(JPEG、GIFなど)をはじめ、様々なソフトを使用して開くファイル形式の場合、プレビュー表示がされてしまいますが、パソコン版ドライブから同じファイルを開いてみると、ちゃんとソフトが立ち上がってくれます。

zipファイルの生成なども、普通にパソコンで使っているときの様に作成が可能ですので、少し触って慣れたら、ハードディスク上のフォルダや、ファイルを触っている状態、ドロップボックスや、NASと同じように使っていくことが可能になります。

もちろん、Googleプロダクトである、ドキュメント・スプレッドシート・スライドは、ブラウザで開いていた時と同様にブラウザが立ち上がり表示されますので、ブラウザのときと同様の使い方ができるようになります。

共有アイテムをパソコン版ドライブで開く

他のユーザーから共有されたファイルやフォルダなどは、ブラウザでGoogleドライブを開くと「共有アイテム」という項目に入っています。

これらのファイルをパソコン版ドライブから開く場合は少し工夫が必要になります。

パソコン版から開きたいものを右クリックし、「ドライブへのショートカットを追加」を選択します。

「マイドライブ」の適正な場所を選んで、「ショートカットを追加」を選択すると、無事にショートカットが作成され、パソコン版ドライブから対象の場所を開いてみると、ショートカットを作成したものが存在します。

仮想ドライブの割り当て

Adobe Illustratorなどで、画像などのリンクファイルを保有するデータを複数のユーザーと共有する場合、ドライブの設定を統一していくことが推奨になります。
特に設定しないとGoogleドライブは自動的にGドライブが割り当てられますが、人によってはハードディスクやUSBメモリ、SDカードのスロットなどをたくさん使っていて、すでにGドライブの割り当てがされてしまっている場合がありますので、図の歯車マークで設定画面を開き

新しい画面が立ち上がりますので、再度歯車マークを押し設定画面へ進むと、

「ドライブ文字」という項目がありますので、こちらでパソコンのドライブをどこに割り当てるかの設定が可能です。

Adobe Illustratorなどのソフトを使っておらず、Word、Exel、PowerPoint、JPEGなどの画像ファイルなどの使用の場合は、あまりこの点については設定しなくても問題はありません。

もし組織でGoogleドライブを使う場合

GoogleドライブはGoogleアカウントがあれば15GBまで自由に使うことが出来ますが、1人のユーザーIDに負荷が掛かります。また、その負荷をかけているユーザーが組織からいなくなってしまった場合、ファイルを全て別のユーザーへ移さなければならないなど、課題が発生する場合があります。これはGoogleWorkspaceを使うことで、大幅に効率よく使用できることが可能です。そして、GoogleWorkspaceであれば、有償ではありますが、事実上保存容量は制限なく増やして行くことも不可能ではありません。

GoogleWorkspaceでのドライブの使い方は、また別の記事にて紹介させて頂きます。

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