Googleアナリティクスにイベントトラッキングを設定してみる

ホームページを運用していると、ユーザーの特定動きを集計できないか悩むことが有ります。

Googleアナリティクスのイベントトラッキングの機能を使い、クリック・ダウンロードなどのユーザーの行動をカウントすることが出来ます。

イベントトラッキングを設定してみる

イベントハンドラ

「イベントハンドラ」とは、Webページ上で特定の動作が発生した時に、その動作をトリガーにして特定の計測や処理を実行するための記述です。この記述は、通常、HTMLやJavaScriptのコード内に書かれ、特定の行動をトリガーにして実行されます。

「イベントトラッキング」とは、Webアナリティクス分野において、Webページ上でユーザーが特定の動作を行った時に、その情報を収集し、分析するための手法です。代表的なものとして、クリックやタップの回数計測が挙げられます。これらの計測を行うためには、イベントハンドラの一種である「onclick」を使用することが一般的です。具体的には、「マウスクリックが発生したら、以下の計測を実行する」というような命令を記述します。

アクション

「アクション」とは、Webアナリティクス分野において、イベントハンドラで指定した特定の行動が起こった際に、その行動に関連する操作を記録するための欄です。例えば、イベントハンドラが「onclick」でアクションが「download」である場合、それは「ユーザーがクリックしたことによって起こるダウンロード」という操作を表します。

アクション欄は必須項目ですが、どのような操作を記録するかは任意であり、自分がわかりやすい操作名を選択することが重要です。適切な操作名を選択することで、後の分析やレポート作成などでデータを正確に解釈することができ、Webサイトの改善に役立てることができます。

カテゴリ

「カテゴリ」とは、Webアナリティクス分野において、アクションの対象となる要素を記録するための欄です。例えば、アクションが「download」でカテゴリが「pdf」である場合、それは「PDFファイルのダウンロード」という対象を表します。

カテゴリ欄は必須項目であり、アクションの対象を正確に記録するためには、適切なカテゴリ名を選択することが重要です。カテゴリ名は任意であり、自分がわかりやすい名前を選択することができます。ただし、選択したカテゴリ名が分析やレポート作成で意味をなさない場合、正確なデータの解釈ができず、改善策を立てることができないため、慎重に選択する必要があります。

ラベル

「ラベル」とは、Webアナリティクス分野において、イベントの細かい分類を記録するための欄です。例えば、ファイル名や画像名などをラベル欄に記入することで、特定のファイルや画像がどのようにアクセスされたかを細かく分類することができます。

ラベル欄は任意項目であり、必ずしも記入する必要はありません。ただし、記入することでより詳細なデータを収集することができるため、必要に応じて適切なラベルを設定することが望ましいです。また、ラベル名は自由に設定することができ、自分がわかりやすい名前を付けることができます。

値

「値」とは、Webアナリティクス分野において、特定のイベントに対して割り当てられる数値データのことを指します。例えば、1回のアクションの回数や1アクションに対する価値などを値として記述することができます。値は数値データとして記述され、回数カウントなら「1」、1アクションに3,000円の価値があるなら「3000」といったように記載します。

値欄は任意項目であり、必ずしも記入する必要はありません。ただし、記入することでより詳細なデータを収集することができるため、必要に応じて適切な値を設定することが望ましいです。また、値はラベルと同様に省略することができます。