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Googleスプレッドシートで足し算を効率よくしてみる

Googleスプレッドシートは、Microsoft EXCEL(エクセル)と同じように、表計算ツールですので、もちろん足し算、引き算を初め様々な計算ができます。

今回は足し算の仕方を複数パターンご紹介します。

スプレッドシートを使い始めていない方は、以下の記事でスプレッドシートについて取上げています。

※今回この記事は、あえてスマートフォンのスプレッドシートアプリケーションを使用して操作しています。操作方法自体は、パソコンもスマホも同じになります。

 

足し算の書き方

足し算でも引き算でも、数式を書く場合は、イコール「=」から始めます。

例えば、「3+4」を計算するとしたら、「=3+4」とセルに入れて、確定をしてみて下さい。
※「確定」は、パソコンなどの場合は「Enterキー」、スマートフォンなどの場合は「改行(return)キー」などになります

すると、図のように「7」と計算されたことがわかります。

表面上は「7」と見えますが、「=3+4」の式が入っています

複数のセルの数字を足してみよう

今回はA1のセルに「7」、A2のセルに「3」、A3のセルに「4」、A4のセルに「6」を入れて、合計を計算してみます。

図のように「=A1+A2+A3+A4」としてみましょう。
これは直接「A2」のように入力しても大丈夫ですが、イコール「=」入力後はセルを直接選択しても同じようになります。
※プラス「+」は手動入力が必要です。

数式を確定させると今度は「20」となります。

こちらも先程と同じで、表面上は「20」と見えますが「=A1+A2+A3+A4」が入っています

 

「=A1+A2+A3+A4」は、最初の「=3+4」の様に、直接数値を入れているのとは違い、セルを参照していますので、参照元の数値を変更すると自動的に再計算がされます。

図のように「A3」のセルを「4」から「14」にしてみると、計算結果は「30」となります。

範囲の中の数字を足してみよう

今回はA1のセルに「7」、A2のセルに「3」、A3のセルに「4」、A4のセルに「6」、B1のセルに「1」、B2のセルに「9」、B3のセルに「2」、B4のセルに「8」を入れて、合計を計算してみます。

先程は「=A1+A2+A3+A4」と計算してみました。もちろん「=A1+A2+A3+A4+B1+B2+B3+B4」でも計算は出来るのですが、関数には範囲計算というものがあるので、範囲計算をしてみましょう。

SUM関数というものを使います。
左上のセルA1~右下のセルB4を「A1:B4」と指定することが出来ますので、先頭にSUM関数をもってきて以下の様にします。
※SUMはsumでも、大文字小文字問題ありませんので、好みの方を使ってください。

=sum(A1:B4)

と計算結果を出したいセルに入れてみましょう。

数式が入れ終わったら確定すると「40」という結果が生まれます。

SUM関数の中は全て足し算をされますので、減算(マイナス)の計算を入れたい場合は、範囲内のセルに「-10」など入れてみるとマイナス計算もしてくれます。

さいごに

スプレッドシートで関数を書く場合に先頭にイコール「=」を持ってくるということが分かったかと思います。

スプレッドシートでは、平均を求めたり、他のシートから文字や情報を参照したりなど、もっと複雑な計算も行うことが可能です。

今回の一番最後のSUM関数は、経理などをスプレッドシートで行う場合などでも、とっても良く使います。色々とオリジナルの表計算を駆使して計算を自動化してみてください。

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