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WooCommerceの日本語対応「Japanized For WooCommerce」<一般設定>

WordPressで簡単に多機能ECサイトを作れるプラグインWooCommerceですが、日本製プラグインではないために日本特有の融通が利かない部分が何カ所か存在します。

プラグイン「Japanized For WooCommerce」を利用することで、解決できることが沢山あります。今回は一般設定を通じて、名前のよみがな、BtoB向けの会社名、郵便番号から住所を自動入力、送料無料、メールの顧客名変更を行っていきます。

Japanized For WooCommerceをインストール

WordPress管理画面から、プラグインの新規追加で「Japanized For WooCommerce」と検索をしてインストール、有効化します。

新規追加の検索で出てこない場合には、コチラからダウンロードし、wp-content/pluginsにインストールすることでも可能です。

「Japanized For WooCommerce」の各種設定は、「ワードプレスの管理画面>WooCommerce>日本対応」から行っていきます。こちらの記事では一般設定に伴う部分以外は行いませんので、「設定>一般」を使用していきます。

名前・よみがな・敬称

名前(よみがな)
名前 (よみがな) の項目を使う場合は、チェックしてください。

氏名のよみがな必須
よみがなを必須にする場合はチェックします。

敬称 (様)
敬称 (様) の項目を使う場合は、チェックしてください。

「名前(よみがな)」「氏名のよみがな必須」にチェックを入れた場合、注文内容を入力する画面に図のように「ふりがな」を入れる部分ができます。

会社名

BtoBでの販売・ビジネスを行うことが想定される場合は、顧客情報に会社名を入れられることが望ましでしょう。

会社名
会社名 の項目を使う場合は、チェックしてください。

「会社名」にチェックを入れた場合、注文内容を入力する画面に図のように「会社名」を入れる部分ができます。

郵便番号自動住所入力

郵便番号をいれてもらうと、住所が自動的に入力されるものです。WooCommerce単体の機能では住所自動入力が適用されませんので、こちらでチェックを入れて有効化をします。

郵便番号から住所の自動入力については、昨今の風半サイトでも常識的な部分になりますので、顧客満足度向上も踏まえチェックしておくことが推奨です。

郵便番号自動住所入力
郵便番号自動住所入力を利用する場合はこちらをチェックしてください。

郵便番号自動入力を適用している場合は図の右側のように郵便番号をユーザーが入力すると途中まで自動入力してくれるようになります。

日本で通販・ECサイトを運営していく場合郵便番号からの住所自動入力は当たり前の機能の1つになりますので、摘要していくことを推奨します。

Yahoo! APP ID

一般設定にも記載がありますが、「テストに少し使用する場合は、ここに入力する必要はありません。 ただし、自動郵便番号入力を使用する場合は、ここでYahoo! アプリケーション IDを取得して入力する必要があります。 こちらから入手してください。」とありますので取得し反映していきましょう。

Client IDを「Yahoo! APP ID」にコピー&ペーストして完了です。

「Yahoo! APP ID」の設定補足は以下の記事にて取り上げています。

日本非対応住所

チェックをいれると、日本対応の表示順を無くします。
日本住所特有のフィールドが無くなりますので、日本でのビジネスをする場合はチェックせずに設定した方が望ましいです。

送料無料表示

送料無料表示 の項目を使う場合は、チェックしてください。

メールテンプレートの顧客名変更

チェックすると顧客名の表示を変えます。(名のみからフルネームへ)

さいごに

日本国内でWooCommerceによるEC・通販サイトを運営する場合は、「Japanized For WooCommerce」は必須プラグインといっても過言ではないでしょう。

今回の一般設定以外にも沢山カスタマイズして、ユーザーが満足できるサイトへ育てていきましょう。

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