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Googleドライブのアイテム数上限とWordPress構成ファイルの課題

Googleドライブはプラン変更で容量の拡張を簡単にすることが出来ますが、盲点がいくつかあります。
その中でもホームページ関係や、htmファイルなどを使用している場合に課題となることが・・・アイテム数上限が存在することです。

Google Workspaceラーニングセンターでも以下の画像のように記載があります。

このアイテム数上限は、プラン変更して容量を増やしても変更することはできず40万個のままです。

Google Workspace(有償)を使っている場合は、グーグルのAdminからドライブ情報を取得することで現在の容量を見ることが可能です。
ここにもアイテム数の上限の注意事項で400,000個であると同じことが書かれています。

私も40万個のファイルの壁に当たりました・・・。もちろんファイル数上限など考えても居ませんでしたので、かなり悩んでしました。

では、ファイル数が多いのはなんだろうか・・・と考えた時、「ホームページ関係とhtmファイル系か?」と思いつきました。

ホームページ関係ファイルには要注意

このアイテム数上限40万個というのは、WEB・ホームページ関係の仕事をしている人にとってはすぐに直面しやすい課題の1つかと思います。

なにもカスタマイズをしていない状態の更のWordPressの構成ファイルで、3,000を超えるファイル数があります・・・

そのため3つワードプレスサイトのファイル全てをグーグルドライブ内に置いて、FTPアクセスなどをしている場合、なにも作っていないのにファイル数が9,000を超えてきます。

1個のサイトで、3000超
3個のサイトで、9,000超
30個のサイトで、9万超
120個のサイトで、36万超

また参考にですが、ワードプレス無料テーマで有名なLightningだけでもファイル数は500を超えてきます。
プラグインも加わったりしてきますね・・・

このように、ワードプレス構成ファイル関係を全てGoogleドライブに入れるとアイテム数をかなり圧迫してしまうことが分かるかと思います。

Googleドライブのアイテムを減らすために

この様にホームページを構成する全てのファイルをGoogleドライブに保存することはアイテム数上限を迎えてしまう危険性がかなり高いです。

対処の仕方は人それぞれ違うかとは思いますが、私の場合は、以下のようなやり方で対応しています。

WordPressインストール FTPでインストールするときは、ローカル保存する。
WordPressコアファイル操作 FTPアクセスで必要最低限のファイル以外は、Googleドライブへ保存しない
例)
wp/wp-config
wp/.htaccess
など
WP File Managerなどのプラグインでワードプレス側でFTPアクセスできる状態にしてしまい、そのまま編集する。
WordPressテーマ バージョンアップのあるテーマや、いつでもダウンロードできるファイルはそもそも保存して残すこと自体をしない。
プラグイン バージョンアップのあるプラグインや、いつでもダウンロードできるファイルはそもそも保存して残すこと自体をしない。

などをアイテム数上限対策として行っています。

さいごに

ホームページを構成するファイルは、ワードプレスを使用している場合、どうしても多くなってしまいますので、上記のような手法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

また、心配で消せない方は、ファイルの内容を確認するのに都度手間がかかりますが、Google、Google Workspaceのアカウントを追加して、細々分けてしまうのも手かもしれません。

400,000個のファイル数上限・・・無くして欲しいものです。

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